春めいてきました!!
気温も上がってきて、日も長くなってきましたね。
花粉症シーズンは目の前に!(笑)
4月から山田林業に作業員として新しい仲間が加わります。
若く、社会人としてや林業という職種が初めてのメンバー達です。
期待と希望と緊張と不安を抱きながら、山田林業での道のりを歩んでください。
林業は日本において数字上、とても労働災害での多い職種です。
時に命を奪うこともある世界です。
高い技術、その習得は容易ではありません。
一つ取り上げれば、伐倒技術は極めるには奥が深く同じ条件下での作業がありません。そして、失敗をすれば命が奪われることもあります。
それだけに伐倒には大小あれど緊張感が伴います。
作業員にとっては真剣に臨みやすい作業です。
こんな難しい仕事以上に難易度が高い仕事があります。
それは単調かつ誰でもできる簡単な仕事です。
矛盾していますね(笑)
理由を言うと、気を抜いてしまうからです。それは無意識でも起こります。
伐倒は先に述べたとおり緊張感が伴います。 難しいものにチャレンジしているんだという心持ちがありますし、技術を追求しがいがある仕事です。
相対する簡単な仕事は、やりがいを見いだせず心の中で「ああ、退屈だ」「しょーもない」といった言葉がうっすらでも浮かぶととたんにパフォーマンスはさがりますし、そうでなくても、本人は真面目にやっているつもりでもペースを落としたのんびりした動きになりがちです。
それは体を動かすスピード、一度にこなす仕事量もそうですし、頭の回転に関してもです。
私も例外なくこの無意識の抜けが起きます…。
抜けが起こる、起こりそう、そんなときにしっかりと自分に喝を入れられるか、簡単で体力的にも容易な内容に対して全力を注げるかは単純な話で「やる」か「やらない」かです。
「やらない」理由を自分の中で探し始めればもうパフォーマンスの向上はないと個人的には思います。
簡単な仕事にパフォーマンスの向上を求めて全力を出せるか、
何年勤めても出来ない人はこの世の中には沢山いるでしょう。私も含めて。
簡単な仕事に真摯に取り組みつづけられれば、技術的に難しい仕事の成長に必ず繋がります。
必ず。
技術は積み立て貯金のようなもの。
簡単な作業でも貯まっていきますよ。
1年後、どれだけ貯められているかは自分次第ですね。
あぁ、自分で言っていて自分にグサグサ刺さります(笑)
頑張りましょう!